キミのためならいくらでも!!【完】

『何言ってるんだ。君だけは、飛雅くんだけは、今絶対に行かない方がいいことくらいわかってるだろ?』

『で、でも、』

『……天羽さんだって、そう思ったから飛雅くんに頼まなかった。違う?』


そう言われてしまえば

あまりの正論に何も言えないわけで。

俺は、反論したい気持ちを抑えてぐっと押し黙った。


『とにかく、私が迎えに行くまでは絶対に外には出ないで。』


彼女が、大切な人が、危険な目にあうかもしれない。

そんなときにすぐに駆けつけられない自分が

俺は情けなくて仕方がなかった。


-飛雅side end-