キミのためならいくらでも!!【完】

「………あ!そーだ、七瀬、これ着て。」

「…?これ、パーカー?」

「そ。フード被ってね。車、マンションの前の道路にとめてあるから、」


私は美海から受け取った黒いパーカーを羽織って

深くフードを被った。


「よっし、ここの扉出たら、早足で行くよ。」

「う、うん。」


エレベーターを降りてエントランスを出たところにある扉を

美海はそっと開いて

こっち、と私の手を引いて走り出した。