キミのためならいくらでも!!【完】

『光希ちゃんね。光希ちゃんは、双子?』

「うん、双子!」


ぶい、とピースサインでそう言うと

樹は苦笑して、どうも、と軽く会釈をした。


『あー、えっと、上条樹です、』

『光希ちゃんと樹くんかー。なんか、響きが似てていいね、』


夜久さんはそう言って

君は?と蒼のほうを見つめた。


『………来栖蒼っす、』

『蒼くんね、よろしく。』


夜久さんにそう言われた蒼は、まだ緊張で強ばった顔で

こくり、と頷いた。