キミのためならいくらでも!!【完】

『うっせ、大したことはなんも言ってないっての、』


ふぃ、と蒼にかわされた光希は

むー、といつものように頬を膨らませて樹の横に戻ると

その様子を見ていた片夜さんが、堪えきれないとばかりに声を漏らした。


『あっ、ごめんごめん、ほんとに仲良いんだなと思って、』


笑いを堪えながらそう言うと

私の横に座っていた夜久さんが

あっ!と突然声を上げた。