キミのためならいくらでも!!【完】

『あっ、おい、湊、』

『あーー、美海ちゃんじゃん、やほーー、』


飛雅くんの呼び掛けにもお構いなしに

玄関のほうからは夜久くんの声と

動揺した美海の声がした。


「ごめんね、急な話で…、」

「ううん、私達は全然大丈夫だけど…、」


本当にお邪魔してよかったの?と

美海は小声で私に言った。


「う、うん、それは、大丈夫だと思う、」


普段騒がしい光希も

流石に今日は緊張しているらしく

樹の後ろに少し隠れるようにして、私に手を振った。