キミのためならいくらでも!!【完】

「いっ、1回会ってるじゃないですか、学園祭時に…、」

『あんなちょっとじゃわかんないもんー。それにー、全員会えてないしー、』

「ま、まぁそうかもしれないですけど…、」


私が言葉を濁すと

それを見ていた片夜くんはもう1度、ごめんね、と私に苦笑した。


『あ!きたきたーー、』


ピンポーンと鳴ったインターホンに

誰よりも早く反応した夜久くんは

パタパタと玄関まで小走りして、家主かのようにそのドアを開けた。