キミのためならいくらでも!!【完】

「とーちゃーく!」


私の住んでいるアパートから電車で2駅

なんとなく大きい一軒家ばかり建ち並ぶ住宅街の中に

光希と樹が住んでいるお家はある。


「相変わらず、ここにくるとなんか緊張するわ。」

「なんでー?」


光希は全然わかっていない様子だったけど

私は美海が言ってる意味が凄くよくわかるような気がした。


「ただーいまー、お母さんいるー?」


玄関のドアを開けて光希が声をかけると

リビングの方からパタパタ足音が聞こえた。