キミのためならいくらでも!!【完】

「わっ、ご、ごめんなさい。なんで涙…っ、」

『ふっ…、泣くほど嬉しかった?』

「わ、私もびっくりしてます、」


はは、と私が笑うと

それまで私に背を向けて座っていた飛雅くんは

私の手からドライヤーを奪って

くるっと私のほうを向いた。


『目、閉じて。』

「は、はい…、」


言われた通りに目を閉じると

頬に柔らかい感触が触れて

その後、一瞬で唇を塞がれた。