キミのためならいくらでも!!【完】

「あ、熱くないですか…?」

『ちょーどいい。なんか寝そー…、』


すり、と私の手に頭を寄せて

さっきの色っぽい表情とはうってかわって

少し眠そうな顔で、飛雅くんは私のほうを見つめた。


『………こんな幸せな誕生日初めてだわ、』

「えっ…、」

『よかった、七瀬と今日を一緒に過ごせて。』


飛雅くんのその言葉が

あまりにも嬉しくて。

"泣いている"

自分でそう認識するよりも前に

頬にぽたりと涙が伝った。