キミのためならいくらでも!!【完】

『それで、こっちに出てきたのか?』

「あ、はい…。お母さんに言ったら、顔色変えて猛反対されちゃって、」

『まぁ…、そうだよなぁ、』


中学生だろその時、と飛雅くんは苦笑した。


「校内でも模試でも1番になって、学費全額免除にしてもらって、絶対に迷惑かけないからって約束で、何とかこっちに来たんです。」


別に特別頭がよかったわけじゃないから

その時初めて"何かで1番になる"って

こんな大変なことなんだって実感したっけ。