キミのためならいくらでも!!【完】

そう苦笑した飛雅くんの顔は

確実に朝見た時よりも疲れていて

私のために終わらせてきてくれたのかな、なんて少し自惚れてしまいそうになった。


『……七瀬、』

「は、はい、」

『ん。』

「………?」


靴を脱いで、私の真正面に立った飛雅くんは

少し屈んで目を閉じた。


『おかえりのキス、待ってるんだけど、』

「なっ…////」


ほらはやく、と目を閉じたまま言う飛雅くんの唇に

私はそっと、触れるだけのキスをした。