キミのためならいくらでも!!【完】

『ひゅーがー?どーかしたー?』

『いや、なんでもねぇ。』

『そうー?』


現場に戻ると

湊がパタパタ駆け寄ってきて

俺の顔を覗き込んだ。


『あと1時間半くらいで終わるってさー、』

『おう、』


よかったねぇー、とにやにやする湊とは対照的に

雪は何かを感じとったらしく

ちらり、と俺の方に目線を合わせたあと

ゆっくり俺から目を逸らした。