キミのためならいくらでも!!【完】

『…っと、じゃあ、行ってくる。帰る時連絡するから、』

「はいっ。……あ、飛雅くん、」

『ん?』


玄関でドアに手をかけた飛雅くんは

私の呼び掛けにくるっとこちらに振り向いた。


「誕生日、おめでとうございますっ。気をつけて、」

『ふっ…、さんきゅ。行ってくる、』


昨夜私がプレゼントしたキーケースを片手に

ちゅ、と私にキスをしてから

飛雅くんは仕事へ向かった。