キミのためならいくらでも!!【完】

「………ひ、飛雅くんの周りには、もっと細い女の子なんてたくさんいるじゃないですか、」

『そーゆーことじゃなくて、心配になるだろ、単純に。』


ほら、と飛雅くんは

かじり掛けのロールパンを私の口に

少し強引に咥えさせて

食べな、と笑った。


「………ありがとう、ございます。」


この日食べたロールパンとコーヒーの味は

きっとこの先もずっと忘れないだろう。

なんでかはよくわからないけれど、そんな気がした。