『目ぇ覚めたんならなんか食うか?それとも二度寝する?』

「あっ、気にしないでください、染夜くんお仕事なのに…、」

『あー、呼び方、また元に戻ってる。』


むっ、と言わんばかりに

飛雅くんは口を尖らして

ずぃっと私に顔を近づけた。


『……呼んで、名前。』

「……ひ、飛雅、くん…///」

『ん。』


私が名前を呼ぶと

飛雅くんは満足そうに笑って

ちゅ、と私の唇にキスをした。