「こ、この状態だと腕痺れちゃいますよっ…、」

『んなこと気にしなくていーの。』


飛雅くんは、私に腕枕したまま

ごろん、と体勢を変えて

ほんの数センチの距離で、私の顔をじっと見つめた。


「っ…、そ、そんなに見つめられると、眠れないです…///」

『ふっ…、すぐ寝かせる気なんかねぇし。』


飛雅くんは悪戯っぽく笑って

ちゅ、と私の唇に

触れるだけのキスをした。