キミのためならいくらでも!!【完】

『これ…キーケース?』

「は、はいっ。染夜くん、事務所の鍵とかお家の鍵とか、いくつも鍵を持っているので…、」


もしかして鍵はバラバラに持つタイプでしたか…?と私が聞くと

そんなタイプ初めて聞いたけど、と染夜くんは苦笑した。


『ちょーどそろそろ買おうと思ってたから、すっげえ嬉しい。』

「ほ、ほんとですか!?」

『ほんと。それよりも嬉しいのは、七瀬が色々考えて選んでくれたってことだけど、』


これ高かったろ、と染夜くんに言われて

誤魔化しても仕方ない、と私は控えめに頷いた。