キミのためならいくらでも!!【完】

『熱くねぇか?』

「あ、はいっ…、大丈夫です。」


さらさら、と私の髪に触れる染夜くんの手はすごく優しくて

嬉しくて温かくて、少しくすぐったい気持ちになった。


「……こんなふうに誰かに髪を乾かしてもらうのなんて、小さかった頃以来です。」

『ふっ…、俺は別に七瀬のこと子供扱いしてるわけじゃねーよ?』


染夜くんはそこまで言うと

私を背後からぎゅっと抱きしめた。