キミのためならいくらでも!!【完】

TV台の下を覗く染夜くんの顔は

一瞬でnovaのリーダーの顔になっていて

狭いアパートの部屋にはあまりにも、似合わない光景だった。


「じ、準備、できたので、行きましょっか、」


マネージャーさん待たせてるし…、と私が言うと

染夜くんはそうだな、と苦笑しながら頷いた。


『また七瀬んち来てもいいか?』

「も、もちろんです。あんな狭い部屋でよければ…、」

『っし、約束な。』


染夜くんはそう言って

私の手を引いた。