キミのためならいくらでも!!【完】

『マネージャー、俺も1回ここで降りるから、車反対側に回しといて。』

『えっ、降りるの?』

『いーから、よろしく。』


染夜くんは一方的にそう言って車を降りると

ん、と私に手を差し出した。


「だ、だめですよ、ここ外ですから…、」

『今日クリスマスイブだろ?誰も周りのことなんか気にしてねーっての。』


染夜くんは強引に私の手を引いて

私もそれが嬉しくて

車からアパートまでのほんの数メートルだけ

普通の恋人同士のように

隣を歩く染夜くんに寄り添った。