キミのためならいくらでも!!【完】

「お疲れ様でしたーっ、」

「お疲れ様ー。明日、楽しんでね、クリスマス。」


ばいばいー、と手を振る先輩に

私も同じように手を振り返して外に出ると

ちょうど目の前に

黒い車がとまっているのに気がついた。


「……?」


何となく見覚えがあるような気もするけど

まさかね、と思い

横を素通りしようとすると

ウィーンと開いた窓の隙間から

七瀬、と私の名前を呼ぶ声がした。