キミのためならいくらでも!!【完】

私が言うと

先輩はきょとん、とした顔をしてから

はははっ、と声を出して笑った。


「ありがと、七瀬ちゃんはほんと優しいねぇ、」

「あ、べ、別に、気を使ったとかそーゆーんじゃないですよ、私、」

「ふふ、来年もここで働いてくれるって気持ちだけでじゅーぶんだよ。…あっ、いらっしゃいませー、」


タイミングを待っていたかのように

急にレジが混み始めて

この話はここで終わってしまい

次時計を見る頃には、すっかり外が暗くなっていた。