キミのためならいくらでも!!【完】

『……ただ、天羽さんについては、私もほんとにいい子だと思ってるよ。』

『ふっ…、最初は駆け落ちだなんだって大騒ぎだったくせに、』


俺が言うと

それは湊くんが…、と何か言いたげだったけど

はいはい、と俺は笑いながら遮った。


『………きっと、すごく苦労してるんだと思う、』


あの若さで、20万も貯金できるほどバイトして

ひとり暮らしの生活だって、成績の維持だって

全部ひとりでこなしてる。