キミのためならいくらでも!!【完】

こちらです、と案内されたショーケースの中には

何種類かデザインの違う

キーケースが、綺麗に並べられていた。


「わぁ…、…か、片夜くん、」

『ん?』

「ど、どれがいいんですかね、」


自分で決めるには

あまりにもハードルが高すぎて

私はそっと隣にいた片夜くんに助けを求めた。


『ふっ…、天羽さんが選んだものなら、どれだって嬉しいんじゃない?』

「で、でも、片夜くんのほうが、染夜くんの好みもわかってると思いますし…、」