キミのためならいくらでも!!【完】

『ふっ…、鼻、赤くなってんぞ、』

「うっ、こ、こんなに泣ける系とは思わなくてっ…、」

『ははっ、可愛い、』


涙ぐんだ七瀬の目は

鼻と同様、少し赤くなっていて

ぎゅっと守ってやりたくなるような可愛いさだ。


『ほら、ティッシュ。』

「ありがとう、ございます…、」

『あ、待った。またお前擦るだろ、』


貸してみ、と七瀬からティッシュの箱を取り返すと

七瀬は何も言わずに目を閉じて俺の方を向いた。