キミのためならいくらでも!!【完】

『ん、着いた。』

「あ、あの、大丈夫なんですか。今日は夜久くんも片夜くんもいないのに…、」

『このマンション、駐車場側にもエントランスがあるから、そこだけ気をつければ大丈夫だから。』


ちょっと待ってな、と俺が言うと

天羽は助手席に座ったまま、不安そうな顔で頷いた。


『………ん、大丈夫。誰もいねぇよ、』


外から車のドアを開けると

天羽はぶかぶかな俺の上着を羽織って

恐る恐る車内から出てきた。