キミのためならいくらでも!!【完】

「"好きの力"はすごいよねっ、ほんとに。」

「まぁ、こんなに無理する前に私達にもちょっとは頼って欲しいけどね?」


私が言うと

最近はだいぶマシになったほうだろ、と蒼が言った。


『会ってすぐの頃はすごかったもんな、明らかに顔色悪いのに"大丈夫大丈夫"って。』

「まぁ、ね。」


話を聞く限り、七瀬の家は普通よりも少し厳しいみたいで

小さい頃からあんまり人に頼ってこなかったのかもしれない。