キミのためならいくらでも!!【完】

『………じゃあ、もしかして今日も…、』

「うん、さっきまで、一緒にいた。」

『そっか、…夢が叶ったんだね、』


樹の言葉に

今の自分の状況がどれだけすごいことなのか

どんだけ奇跡的なことなのか

改めて実感した。


「えっ、じゃあ何、七瀬と染夜飛雄は付き合ってんのっ?」

「ち、違う違う!そうじゃなくて、その…、」


私はただのファンだから。

今まであれほど言ってきた言葉が

この時だけは、喉に詰まって出てこなかった。