キミのためならいくらでも!!【完】

「………なんか、すっごいね、」

「す、すごいって?…あ!染夜くん?」

「いや、生の染夜飛雄もすごいけど…、」


なんて言うか、と美海は私の隣で

難しい顔をして言葉を詰まらせた。


「わっ、すごい歓声…、」


染夜くん達がステージに出た途端

物凄い歓声が、裏にまで聞こえてきて

私はステージの袖の隙間から、染夜くんの姿を見つめた。