キミのためならいくらでも!!【完】

「……っと、よし、」

「七瀬ー、お茶入れてあるよー。」

「ありがとっ。」


はい、と渡された紅茶は

いつも飲んでいるものと同じなのに

いつもとは少し違う香りがした。


「なんかいー匂いがする、」

「そう?…あ、蜂蜜入れたからかも。」

「蜂蜜?わ、ほんとだ、ちょっとあまーい、」


紅茶を飲む私を見ながら

美海はよかった、と顔を綻ばせた。