キミのためならいくらでも!!【完】

『盛り上がってくぞー!!』


俺の掛け声に合わせるように

一瞬で会場全体がまとまるような

この瞬間が、俺は1番好きだ。


『僕のこと好きな子!手ぇーあげてー!』

「「「きゃあああああ!!」」」


目の前がチカチカするほどの歓声に

ふふん、と湊が得意げな顔をしたのがわかった。


『俺のこと愛してるやつ!手ぇあげろー!!』


対抗してやろう、そんなことを思いながら

俺は会場全体に声を張り上げた。