キミのためならいくらでも!!【完】

珍しく沈黙の時間が部屋に流れていると

ガチャ、と控え室のドアが開いた。


『お疲れ様ー、…あれ、なんかトラブル?』


マネージャーは何かを感じとったのか

怪訝そうな顔で俺達に言った。


『何もないよー?どーかしたー?』

『あぁ、コンサートの件が決まったから、伝えようと思って、』

『あーー、やっと決まったんだっ、』


去年の冬くらいから言ってたよねー、と

湊はスケジュール帳をペラペラ捲りながら言った。