キミのためならいくらでも!!【完】

「七瀬ー?どしたの、急に、」

「ごめんっ、ちょっと電話きてて、」


私が空き教室から出ると

光希、樹、蒼ももう揃っていて

私はごめんね、と両手を合わせた。


「電話?珍しいね、」

「うん、お母さんから。」


咄嗟についた嘘にしては、自然だったらしく

美海は、そっか、と頷いた。


「七瀬ーっ早く帰ろー?今日はどっか寄り道しようよー、」

「うん、そだね。」


私が頷くと

樹が苦笑しながら私の方を見ていた。