キミのためならいくらでも!!【完】

[2週間後]


「はぁーー、何とか試験終わったあーっ、」


あの日から2週間

怒涛の試験週間を何とか乗り切った私は

んー、と身体を伸ばした。


「お疲れ様、七瀬。」

「美海もお疲れさま、」


私が言うと

美海は突然私の顔をじっと見て言った。


「……なんか七瀬、最近顔色よくなった?」


試験前はもっと真っ白っていうか真っ青なのに、と

美海は不思議そうな顔で呟いた。


「そ、そう?」

「うん。まぁ、いいことだからいーんだけど、」


美海は特に気にする様子もなく

今日はもう帰るでしょ?と私の手を引いた。