キミのためならいくらでも!!【完】

「は、ハンカチを、染夜くんが落として帰っちゃって、」

『ハンカチ?飛雅が?』

「はい。それで、私がたまたま見つけて、拾っておいたらお礼にって…、」


私が言うと

片夜くんは染夜くんのほうをじっと見つめながら

飛雅ー?と名前を呼んだ。


『飛雅ってティッシュは持つけどハンカチは持たないタイプじゃなかったっけ?』

『あ、おいバラすなよ。その日はたまたま持ってただけだっつーの、』


私が首を傾げると

片夜くんは呆れ顔で私に言った。