キミのためならいくらでも!!【完】

『あー、とりあえず事務所行くか、』

「え!?じ、事務所って、」

『?俺らの所属してる事務所だけど、』


私が何も言えずにいると

染夜くんはそんなことお構い無しに

事務所に向かって車を走らせた。


「だ、大丈夫なんですか、私なんかが入って…、」

『へーきだって、今日多分誰もいないし、』


これはほんとに現実なんだろうか、

それとも夢から醒めていないのか、

訳が分からないまま、固まったように車の座席に座っていた。