キミのためならいくらでも!!【完】

連絡ください、と言われたって

ただハンカチを拾っただけの私が

見知らぬ人に電話をかけるのは怖い。

てゆうか、もしかしたら詐欺とかかもしれないし。


「………あれ、でもあの人…、」


なんで私の名前知ってたんだろう。

私は、あの男の人との会話を思い出して

ふと疑問に思った。


「………名札って、苗字しか書いてない、よね、」


私の名前を知ってて

声は染夜くんに似ている。

絶対にありえないってわかっているのに

私はあの男の人の事が気になって仕方がなかった。