キミのためならいくらでも!!【完】

先輩に言われて

さっきまで話していたあの男の人が

昨日染夜くんと声が似ている、と思ったあの男の人と

同じ人だったことに気がついた。


「………まさか、ね。」


私は受け取った紙切れをとりあえずズボンのポケットにしまって

在庫管理手伝います、と先輩に声をかけた。


「え、大丈夫だよ、もう終わるし。」

「ずっとレジにいてもしょうがないので、手伝わせてください。」


この時点ですでに18時を回っていて

この先のお客さんの数は

多分減る一方だ。