キミのためならいくらでも!!【完】

「わ、私、novaのファンで、その、」

『おう。ゆっくりでいいから目ぇ逸らさないで。』

「…やくんが、染夜くんが、好きですっ…、」


"染夜くんのファンです。"

そう言おうと思っていたのに

緊張と動揺で、とんでもないことを口走ってしまった。


『俺?…あ、じゃあもしかして、その紙袋も俺にくれんの?』

「あ、は、はいっ、」

『見ていい?』


私が頷くと

染夜くんは紙袋の中を覗いて

アルバム?と首を傾げた。