キミのためならいくらでも!!【完】

「あ、あ、あのっ、」

『ん?』

「で、デビューした時からずっと、novaのファンですっ…、」


目も合わせられないまま

私はアルバムの入った紙袋を両手で握りしめて

緊張で震える声で言った。


『ありがとな。…てか、こーゆーの来てくれたの、初めてじゃないよな?』

「えっ…?」

『あー、やっぱり飛雅もそう思ったー?僕もこの子、見たことあるー、』


コンサートとか、デビューしたてからずっと来てくれてるよね、と

夜久くんは私と目を合わせてにこっと笑って言った。