キミのためならいくらでも!!【完】

「あー…っ、どうしよう前見えてきた…、」


会場入りが始まってから2時間。

列の真ん中らへんにいた私達は

気づけばもう先頭が見える位置にまで来ていた。


「結構壁?ちゃんとしてんだね、」

「お、思ったよりちゃんと囲われてるよね、」


最前列の向こうには

物凄く大きな白い壁が

箱のように囲われて建っていて

順番にその中に誘導される形式らしい。


「このタイプのイベントは初めてかも…、」

「あーー、確かに。昔は店頭イベントとかあったけどね、」