手が凍りそうだった。

半分、足の感覚はなかった…



必死に違うことを考えて、耐えていたけど…結局「寒い」にゴールする。



その一方で、

空はどんどん薄暗くなって行った。




来ないかな。

私は、待っていたのに裏切ったやつ…





スマホを確認したけど、転校生からの連絡はなかった。




2時間近く待った私は偉いよね。

そう自分に言い聞かせながら…歩いて出口に向かっていた時だった。





「わりぃ」

と、

急に現れた転校生。









驚きすぎて、言葉が出なかった。