自分の気持ちに答えが出て、スッキリした。
長期のお休みから、比較的毎日来て、帰りの会までいるようになった転校生。
何があったんだ…
と、
気になるけど、何となく聞かないでおく。
『屋上にスマホ、忘れたかも』
と、
友達の輪から外れ、一人で屋上に向かった。
スマホがないなんて…
でも、さっき屋上でお弁当を食べている時に触った記憶はあるから忘れてきちゃったのかな。
屋上になかったらどうしよう。
何て、
考えながら屋上のドアを開け、さっき友達と食べていたベンチに行くと
『転校生いる…』
ベンチに横になって寝ていた転校生。
無防備で、何だか笑ってしまった…

