『また明日ね』
「おぉ」
そういえば、毎日来るかなっていう期待。
毎日来て、転校生にとって学校が楽しい場所であってほしい。
この強がっている顔を笑顔にしてみる。
その前にこの人、笑ったことあるのかな。
明日聞いてみようかな。
くだらなすぎて、睨まれそうだけど…
友達が言うように、転校生がいたほうが心は豊かに過ごせているかもしれない。
好きとか、
嫌いとかは別にしといて…
久しぶりに転校生の事を考えていた。
何を話そう…
明日はどんな表情をするんだろう。
私は恋人か!と自分に突っ込みたくなるような事ばかり考え我に返った瞬間、笑った。

