不良男子と私の話。





若くして、子どもを授かった私たち。



あの頃は、いろいろな後悔に押しつぶされてしまいそうになることもあったけど、今では一つも後悔はないと胸を張って言える。

けど、一つ言うならば相手が湊じゃなかったら、ここまでやって来れなかったと思う。





朝陽、日向に出会えて…

それに隣には湊がいてくれて私は世界一幸せ者じゃないかと思う。





転校してきたあの日は、嫌いすぎてどうにかなりそうだったけど…今は好きすぎてどうにかなりそう。




『幸せだよ、湊。これからもよろしくね』

「俺も幸せだよ。紗良に出会うまでは辛い事ばかりだったけど…もう一回紗良に会えるならもう一回この人生も悪くない」

『湊が幸せなら嬉しいよ』

「幸せ、これからもよろしくな」




「幸せ」という湊の声が聞こえるだけで、私は満足だよ。



少しでも幸せにしたい、

そう思いながらもついつい湊は後回しになってしまう事も多かったけど、私の思いは伝わっていたら嬉しいな。