『湊、美味しそうに食べるね』
「うまいもん」
『目は食べたいけど、何か不安』
「大丈夫だよ、俺の食べる?」
『一枚だけちょうだい』
「いいよ」
口を開けると、あーんとしてくれた。
結構、日常的な光景で…
たまに朝陽にもあーんとしてもらう私。
一番子どもかもしれない。
『美味しい』
「うまいよな、また来たい」
こんな食べる?と、思うくらい湊はたくさん食べて幸せそうだった。
湊が食べている姿を見るだけで、お腹いっぱいになった。
なかなか、子どもがいると落ち着いてご飯が食べられないからいい時間だった。
たまにはいいね。
けど、2人も子どもがいたらもっと無理そう。
もしかしたら、湊と2人でご飯を食べるのは最後かもしれない。

