不良男子と私の話。





朝陽が起きた後はママとパパのスイッチを入れて、3人で仲良く過ごしていた。



湊と過ごす時間はあっという間だった。

ただ、湊は会社の寮に入った事で門限がなくなった為、夜8時頃までいてくれた。




来週も会えるといいな。

離れる時は毎回辛いけど…それは湊も同じ。




『バイバイ〜』

「バイバイ」





帰っちゃった…

湊が帰った後の静かさが私は苦手。





必死に朝陽に話しかけて、自分の気持ちを盛り上げていたけど…既に挫折しそうだった。



とりあえず、

一週間頑張ればまた湊に会えるはず…




そう思い、毎日を精一杯に過ごしていた。