不良男子と私の話。




ママが仕事から帰ってきてから布団を出してくれて、ベッド下に敷いた。



別々で寝るのは嫌。

仕方ないことだけど、寂しかった…





『湊』


と、

名前を呼んだら、無反応な湊。



は?

もしかしてもう寝たとかじゃないよね…



そう思い、もう一度呼んで見たものの返事が返って来ることはなくて恐る恐るベッドから覗くと既に寝ていた…




湊には寂しいと言う感情がないのかしら…

寂しさが倍増した瞬間だった。