また朝陽の泣き声がする…
と、
思い起き上がるとなぜか私がベットの上に。
湊が赤ちゃん用の布団で寝ていた…
私の最後の記憶では、朝陽用の布団で寝ていたはずなのに…移動してくれたの?
何て、優しい男なんだ…
更に、惚れてしまいそう。
朝陽におっぱいをあげながらも、頭は湊の事ばっかりだった。
体、痛いはずなのにごめんね。
明日、布団でも買いに行こうかな…
夜中に3回くらい、朝陽に起こされたけど今日も無事朝を迎えた。
朝陽におっぱいをあげてると湊、起床。
早速、膝に乗って甘えてきた。
『湊、おはよう』
「おはよう」
『布団、交換してくれてありがとう』
「…ぅん」
まだ眠そう…
私の膝でベストポジションを探してる湊。
もしかして、まだ寝る気でいるわけ?
『湊、朝陽抱っこして』
「おっぱい終わったの?」
『終わった』
と、
言ってわざと、湊の顔に朝陽を落とした。
「痛い」
『ずっと朝陽を抱っこしてると重いよ』
「朝陽、おはよう」
その間に、私はトイレに行ったり…顔を洗ったりしてお目覚めの準備をした。
もう既に、
ママとパパは仕事でいなかった…
もちろん、紗希もいなくて…いま、家にいるのは私たち3人だけみたい。
『ママもパパもいなかった』
「エッチする?」
『何でそうなるの?』
「そう言うアピールなんじゃないの?」
夜中に何度も起こされてる私にとっては朝からそんな元気はない。
今すぐにでも寝たいくらいなのに…
一人で勝手にどうぞって感じ。

