「着替え忘れた」
と、
言ってバスタオルを巻いて帰ってきた湊。
湊の体を見るのは久しぶりで、目線に困ってしまった。
そういうのやめてほしい…
それにしても、
何もしてないのに太らないのは羨ましい。
出来たら、私もその体が欲しい。
朝陽を妊娠する前の体重には戻ったけど…体のお肉がたっぷりで、湊に見せられる体ではない。
「ママとパパ何時に帰ってくんの?」
『いつも9時くらい』
「今、何時?」
『6時すぎ』
と、
答えた瞬間…
湊の顔つきが変わって、激しいキスをされた。
いつもとは違うキス。
何となく、察したけど…気を抜きすぎていた。
『朝陽、ふみそう…』

